映画「シェイプ・オブ・ウォーター」を観た。あらすじ:1962年、米ソ冷戦時代のアメリカで、政府の極秘研究所の清掃員として働く孤独なイライザ(サリー・ホーキンス)は、同僚のゼルダ(オクタヴィア・スペンサー)と共に秘密の実験を目撃する。アマゾンで崇められていたという、人間ではない“彼”の特異な姿に心惹(ひ)かれた彼女は、こっそり“彼”に会いにいくようになる。ところが“彼”は、もうすぐ実験の犠牲になることが決まっており……(シネマトゥデイ)。
◆
本年度、アメリカのアカデミー賞で最多部門でノミネートされている作品。話す事が出来ない女性と半魚人のラブストーリーだ。
作品全体に流れる色味、音楽、小道具、カメラワークは、どれも好みだ。でも、内容はどうかな〜・・・。話す事が出来ない女性、同僚は黒人、隣に住む親友はゲイのおじいさん、そして半魚人。普通って何だろうみたいな事かな。イライザが半魚人に惹かれた過程がもう少し欲しかったかな。ややエロくてかなりグロい。猫のシーンは、衝撃だ。あちこちに登場する水のシーンは、美しかった。
イライザの同僚、ゼルダを演じたオクタヴィア・スペンサーは素晴らしいな。存在感が凄い。彼女が登場するといちいち空気が締まる感じがした。
サリー・ホーキンスは、パディントンの良き理解者で母親のような存在だったのにな〜と、個人的にそこから抜け切れていない(^^;