4月中旬頃、東武鉄道東武野田線豊春駅下車 徒歩25分に鎮座する慈恩寺でお参りした。
慈恩寺は、華林山最上院ともいい、天長元年(824)に慈覚大師によって開かれた天台宗の古刹です。江戸時代には徳川家康から寺領100石を拝領していたこともあり、坂東三十三ヶ所観音霊場の十二番札所でもあることから、今も境内は参拝や観光に訪れる人々で賑わっています(公式サイト)。
本堂
南蛮鉄灯籠(1589年伊達与兵衛房実が寄進したもの。さいたま市有形文化財)
門
甘い匂いの藤が咲いている時期だった。
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境内の十三重霊骨塔には、中国の古典『西遊記』でおなじみの三蔵法師玄奘の遺骨が分骨され、安置されています(公式サイト)。
境内と言っても本堂から10分位歩いた。静かな住宅街を一気に華やかにする中華風の門だ。
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静かな静かな町であった。