先日、何気なく・・・
スマホにダウンロードして「嫌われ松子の一生 上・下」を読んだ。確か、かなり前に映画とかドラマになっていたような気がするが、どちらも観ていないな・・・とか思いながら。
これと言って目新しい話しでは無いんだけど(失礼)、「で、この先どうなるの??どうなるの??」と、ずーっとこの先が気のなる展開はお見事で、通勤、昼休み、就寝前とずっと読み続けてしまった。で、映画版をストリーミング鑑賞した。
いまひとつ、観たい映画作品が無い2017年1月上旬なので、これが2017年最初に鑑賞した作品になった。
あらすじ:昭和22年・福岡県大野島生まれの川尻松子(中谷美紀)は、お姫様みたいに幸せな人生に憧れていた。しかし、20代で教師をクビになり、エリート街道から転落、家を飛び出して風俗嬢になってしまう。その上ヒモを殺害して刑務所へ送られ、壮絶な不幸の連続にまみれた波乱万丈の人生を送ることになる……(シネマ・トゥディ)。
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松子さんは、頭が良くて、それなりに美貌で、手先は器用で、努力家なのに、ちょっとした窮地に追い込まれた時の身の振り方が極端なんだよな・・・
良い大学を出て教師になっと言うのに、そこから刑務所に送られる事になるような、絵に書いたような転落人生物語を、よくもまあ、こんなにカラフルなミュージカル仕立ての作品に出来たもんだと感心しきり。映画監督って、凄いものだね。後半、原作には無い光GENJIのネタも笑えた。